忍者ブログ

カテゴリ:[]
2017年09月26日10:53
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カテゴリ:[C84]
コメント[ 0 ] 2013年08月18日03:50
イベント前後の更新は頻繁でも、それ以外の期間の存在意義を考えあぐねている当サークルブログ。昨日の夏コミレポートに引き続き、今回は新刊『Arigato』の楽曲解説をお伝えしていきたいと思います。歌詞の裏側を作詞者自身でネタバレしてしまうという無粋な企画のため、「そういったのは必要ないよ」という方はUターン願います。


【作品詳細】

Ui Hirasawa Image Song CD『Arigato(PKUI-005)

2曲入りシングル盤(音楽CD-R)

1. 1年と2ヶ月と25日 (リマスタリング ver.)
2. answer

作詞、作曲、編曲:やぱぱ (パニック!キッチンテーブル)
ジャケットイラスト:びんご (LikeRoad)


《作品概要》

実は、前回の冬コミにて新刊としてリリースした『若葉萌ゆ』を最後に、一旦は『けいおん!』ジャンルから卒業しようかと考えていました。

原作が終わり、映画版も終わり、3期の制作発表もなく暫く経ちました。ずっと『けいおん!』ジャンルで活動していきたいと思う反面、これ以上創作を重ねていくと本来の「憂らしさ」からどんどんかけ離れていってしまうのではないかというジレンマを感じはじめていました。1作目『We』がだいぶ創作的な要素の強い「イメージソング」的内容だったのに対して、以降の作品がどちらかというと「キャラクターソング」の性格を強くしていったのは、このためです。

若葉萌ゆ』の3曲目「USUAL」の歌詞中にて、「♪日常はきっと/形を変えたとしても/消えないで残ってく/また新しく生まれて/ずっと繋がっていく/ずっと続いてく」と書いたのは、『けいおん!』というジャンルを愛することから縋ることに変わっていく過程にいる自分を、たしなめる意味でもありました。

しかし、原作やアニメ版にて未描写であり、かつ補完してあげたいテーマがひとつだけありました。それは、「憂の卒業」です。これは、「学校からの卒業」というよりはむしろ「お姉ちゃんからの卒業」についてです。1作目『We』とも相通づるテーマではありますが、あのとき「保留」と表現したものを更に推し進めて、時が経った憂が当時のことを振り返って、つまりは「お姉ちゃんから卒業後の憂」視点で「卒業」というものを描きました。

ここまでを正しく理解していただけている方はもうお察しかとは思いますが、「サークルとして『けいおん!』からの卒業」を重ねて表現しています。ずっと好きでいる気持ちを大切にしていくことは、とても素敵なことだと思います。ですが、それが固執になってしまい、それ以外を楽しむことができなかったり拒んでしまったとしたら、それは果たして愛と呼べるのだろうか? という問題提起を含んでいます。

お姉ちゃんとの別れを描いた1作目からテーマを引っ張ってきているため、笑顔が素敵な憂という要素が殆ど含まれず、むしろ悲観的な女の子みたいに映ってしまうかもしれませんが、そのあたりはそういったテーマの同人誌を読んでいるような心持ちで受け取っていただければと思います。

アルバムタイトルの『Arigato』には、存分に楽しませてもらった『けいおん!』という作品に、大好きな『平沢憂』という女の子に、そしてこれまで当サークルが制作してきた一連の平沢憂イメージソングという表現受け容れてくださり、フォローしてくださってきた皆様への「ありがとう」の気持ちを込めています。


1. 1年と2ヶ月と25日 (リマスタリング ver.)

1作目『We』のコンセプト的部分を担う一曲の再録で、「お姉ちゃんとの別れに葛藤する憂」がテーマになっています。

この曲をベスト盤『EVER ONWARD』に収録しなかったのは、1作目を表現するために重要なパーツではあっても、憂に憂いてもらわなければいけなかった曲であるが故に本来の「憂らしさ」から少し外れてしまっていたためです。それが逆に、今回の「卒業」というテーマにはなくてはならないものとなり、1作目を聴いてくださっていない方にもテーマ性が伝わりやすいようにとの配慮もあって、リマスタリングver.として再録という運びになりました。

「唯が大学進学を機に実家を出て寮生活になることがわかった憂は、これまでずっと一緒に暮らしてきた姉との別れをどのように受け容れたのか」を想像して描いたもので、当時原作でもアニメ版でも描写されなかった部分の補完表現となります。「お姉ちゃんとの別れに葛藤する憂」が表立ったテーマではありますが、真に描きたかったのは「憂の強がり」の部分でした。「強がって平気なふりをしていないと、お姉ちゃんにいらぬ心配をかけて決心を鈍らせてしまうかもしれない」と思考するのが憂というキャラクターであると、わたしは思います。そのあたりは、「♪私そんなに良く出来た子なんかじゃないから」と言いつつも「♪もう平気だよ/だって私は良く出来た子なんだから」と締めている部分から感じ取っていただけるのではないかと思います。

今回の再録にあたり、さすがに2年前の音源をそのまま収録するのは恥ずかしかったため、少しだけアレンジしてリミックス/リマスタリング処理を施しています。「アレンジver.」と謳っていないのは、いろいろこねくり回してはみたものの、結局最初のバージョンが曲の雰囲気に合致するだろうという判断により、大幅なアレンジには至らなかったためです。


2. answer

時が過ぎて、あの頃(1曲目の時点)を思い返す余裕を得た憂が、当時のアルバムを見ながら振り返っているようなイメージで描きました。

誰しも「あの時こうしておけばよかった」と感じることはあるのではないかと思います。それが人生の岐路になるような重大な事柄で思い悩んだ経験なのであれば、悩みを払拭するような明確な答えが得られればどんなに楽かと思ったかもしれません。しかし、当時の自分にアドバイスできるとして、「こうすればいいんだよ」という解答を与えてあげたところで、それは本当に救いになるのだろうか? と疑問にも思います。悩んで悩み抜いて自分で出した結論がたとえ正解ではなくとも、その「自分で出した結論」によって人は成長していくのではないでしょうか。軽々にホイと渡された解答に縋っていたら、次にまた壁を前に立ち止まったときに、同じように誰かに解答を求めるような人間になってしまうと思います。そこに「成長」という二文字は、きっと生まれません。

当時の憂には認めることの出来なかっただろう「♪あの日出した答えは結局あやふやで/自分への強がりでしかなくっても」という部分を認めたうえで、以前の自分を抱き締めて「怖がらなくてもだいじょうぶだよ、その悩みは無駄になんてなってないよ」と言い聞かせている、そんな雰囲気が出るように曲を作りました。「卒業」がテーマということで、卒業時に歌う合唱曲のようなアレンジにしてみましたが(ドラムは入れましたが)、高校卒業時に斉唱するような設定だと、多くの子がまだ実感が湧かないまま歌詞のとおり言葉を追うだけになってしまいそうですね(笑) なので、「その時」が憂の高校卒業時なのか、それとももっとずっと後なのかは明確にしていませんが、『けいおん!HIGHSCHOOL』をみるに思いの外早い段階で「お姉ちゃんから卒業」できたのかもしれませんね。



以上で楽曲解説を終え、サークル「パニック!キッチンテーブル」として『けいおん!』平沢憂イメージソングCDの一応のラストシングルとさせていただきます。「一応」と書かせていただいたのは文字通りの意味で、「もう今後一切、憂をテーマにCDを作ることはないぞ!」ということではありません。アニメ版3期が放映されたら再開するかもしれませんし、公式のアクションがなくとも何かまた描きたいテーマができれば再開するかもしれません。ですがひとまずはここで「卒業」とさせていただきます。名残惜しくはありますが、これまでフォローいただいた皆様に最大限の感謝の気持ちを込めて、ひとまずは「さようなら」を言わせていただきます。



【告知】

サークル「パニック!キッチンテーブル」は、今後別ジャンルにて活動を続けていきます。これまでも『けいおん!』以外のジャンルでもCDをリリースしてきたのをご存知の方には、「まぁ、そうだろ」といった感じかもしれませんが、これまでの文章の流れ上、一応は言っとかないとね、と。

ひとまず、冬コミの申し込みを済ませました。ジャンルは「ファンタジスタドール」です。\ファンタジスタッドー!/
[ファンタジスタドール 公式サイト]

もうね、キャラクターたちがみんな本当に可愛くて可愛くて…… やぱぱ現在ドハマり中です。現在、アニメ版は謎アニメ認定されつつあってそこまで盛り上がっていないみたいなのが悲しいところですが、今夏にはソーシャルゲーム版も開始するそうで、これからの盛り上がりに期待しています。何より、ファンタジスタドールのかわいい薄い本をいっぱい読みたいですからねっ!(鼻息荒く)

「『けいおん!』じゃないならいいや」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ニコニコチャンネルにて期間限定で配信されているようですので、いちどご覧になっていただくことを強くおすすめします。女の子も衣装もすんごくかわいいですから!!

拍手[0回]

PR
<< 冬コミ落選のお知らせ C84参加レポート(長いです)>> [ HOME ]
Rg
コメント投稿















trackback
トラックバックURL

FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ
[PR]